マクロスFRONTIER 最終話

画像
 歌対歌、マクロス対マクロス、バルキリー対バルキリー、クオーターの帰還、ヴァジュラとの共生、移民惑星への到着とマクロス要素の総出演。歌も戦闘も大量で素晴らしい密度。豪華で最高の最終回でした……

 なんて言うわけねーだろおおおおおおおw

 いくらなんでも詰め込みすぎ。最終回でさらに風呂敷広げるとか馬鹿か。歌も流しすぎ。メドレーにしたせいで全部の歌の印象が散漫。歌を聞かせるんじゃなくてとりあえず並べただけ。もっと大事にしろよ。どの歌がメインテーマだったのかわからんよこれじゃ。
 先に挙げたマクロス要素だって、それ一つで十分一話作れるものを、ぱっぱと無駄に消費した印象しかないです。

 やっぱりこう言うインフレ型の作劇は好みません。ラストは一点に収束するべきでしょう。順番に整理して、ラストはもう一つしかやることがないようにしておくべきですよ。
 例えば不思議の海のナディア。最終回はほぼナディア一家とガーゴイルだけに焦点が絞られていて、やることはレッドノアから脱出するだけ。それがもう話が始まる前からわかってる。こうすることによって少ない人物にスポットが行き、感情移入度が高まって最後で感動するわけです。

 とは言えこれだけの要素を30分に詰め込んでいるコンテと脚本は圧巻。勢いだけはあるから、見ていて気持ちがいい。しかしやっぱり詰め込んだだけで整理できてないところが、河森の限界か。それでもきちんと流れが作れてる所は非凡ですね。多少強引だけど全ての伏線を回収しましたしね。
 そして各シーンはやっぱり良かったですね。序盤のシェリルのライブ演出、これだけ見ててたかったです。クオーターのダイダロスアタック、震えました。作画も最高に良かったしね。

 そして最後に最も許せないことが。三角関係決着付いてないじゃないかw 
 まぁ三角関係は突っ込んで描くと必ず不愉快な話になるから、エンタメには向かないんですよ。ただその過程は非常にエンタメ的なので、みんな使いたがるんですけどね。だからこそこう言ういい所だけ使うやり方は許せない。
 そう言う意味で許せないのがもう一つ。シェリルの不治の病設定。これもあっさり直ってしまって、これじゃ盛り上げるために利用しただけという印象。そのテーマだけで一年使って描ききった「満月を探して」を見習えとね。
 全編通してこう言ういい所だけ使うやり方が目立ちます。まー最近のエンタメみんなこうだといえばそうなんですけどね。闇の部分を見せても視聴者は喜ばないし、本来必要な説明を冗長だと受け取られてしまう。
 エンタメは売ってなんぼですからね。そう言った闇や説明の必要性をみんながもっと理解してるといいのだけれど。そうじゃないと、どんどんハリウッド化するんだよな。派手なだけで中身の無いものばかりになるのは悲しいです。

 まぁ最終回だけなら60点。全体では75点ぐらいでしたか。最高はやはり7話で100点。劇場版は楽しみです。メドレーは止めてください。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック